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大人の発達障害

Adult developmental disorders

要因・背景と症状

ASD(自閉症スペクトラム障害 アスペルガー障害 広汎性発達障害)では、集団での作業・活動が苦手、空気が読めない、コミュニケーションが苦手、興味や関心のこだわりが強いなどがみられます。 LD(学習障害)SLD(限局性学習症)の特徴は、文字や文章を読むのが苦手、読んで内容を理解することが難しい、正確に発音できない、文字を書くことができない、算数や計算が極端に苦手などです。ADHD(注意欠如多動性障害)では、日頃から不注意が多い、段取りが下手である、約束や時間が守れない、二つのことを同時並行で行うことが難しい、極端に片付けが苦手、ソワソワしてじっとしていられない、座っていてももじもじ動いてしまうなどの症状があります。
10年ほど前までは、成人の発達障害の概念や診断は精神医学会でも曖昧な領域で、成人にはADHDは存在しないとされていました。しかし、昨今では大人の発達障害が存在していることが知られるようになり、マスコミ等でも啓蒙のアナウンスがなされるようになっています。

発達障害は心の病気ではなく、脳の機能の不具合による情報の混乱が起きていると考えられています。また、同じ診断でも患者さんによっては逆の症状(多弁/寡黙 過敏/鈍麻 集中しすぎる/不注意)がみられることもあり、病気を理解することと診断することが難しいといわれるゆえんです。

治療薬について

成人のADHD治療薬が近年ようやく登場しています。複数の精神刺激薬と選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬の投与ができるようになっています。また、数は少ないものの大人の発達障害専門外来を開設し、その中では集団精神療法よるコミュニケーションの改善を目指すという取り組みを行っている医療機関もあります。